「語りたくなるまち名古屋」とは
名古屋市は、2008年に施行された「歴史まちづくり法」(正式名称:地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律)に基づき、「語りたくなるまち名古屋」というビジョンを掲げています。
このビジョンは、名古屋市歴史まちづくり戦略の基本理念として位置づけられており、 「人・まち・歴史をつなぎ、絵となり物語となり、時とともに成熟する」という言葉で表現されています。
もっとこのまちが好きになる物語
つまり、身近な建造物・町並み・伝統行事・産業遺産などの歴史的資源を活かして、 住民や訪れる人が「もっとこのまちが好きになる」「誰かに話したくなる」ような、物語を生み出す──そんなまちづくりを目指しています。
名古屋の多層的な歴史とともに
熱田神宮や尾張氏をめぐる古代の物語、戦国時代の三英傑、尾張名古屋の城下町、近代の産業発展、戦災からの復興など、名古屋には多層的な歴史があります。
「ただの過去」ではなく、今を生きる人々が誇りを持ち、自然と語りたくなる「生きた物語」として紡いでいく── それがこの「語りたくなるまち名古屋」というビジョンの核心です。
名古屋という街のナラティブを創出しよう
名古屋の魅力は、観光ガイドブックに載る派手なスポットだけではありません。
むしろ、日常の風景の中に溶け込んだ奥深い歴史・文化・人々の営みこそが、 「意外と深い」「こんな話、知らなかった」と、思わずシェアしたくなるポイントです。
名古屋は「観光地として地味」「意外と知られていない」と言われがちだからこそ、名古屋のナラティブ(物語性)」を創出しよう、というのが、このビジョンの狙いです。
- 歴史の重層性から生まれる「意外な発見」
- ものづくり精神が育んだ実直で革新的な文化
- 自然環境(藤前干潟や相生山緑地など)と都市が共存する独自のバランス
これらを一つのつながった物語として提示し、名古屋に住む人や訪れる人々が、 「名古屋って、こんなに面白い」と語りたくなるきっかけを作る、今風に言うなら、名古屋という街の「ブランドストーリー」を、みんなで紡いでいく ── そんな試みです。
このサイトでは、上記の考えに賛同し、名古屋のナラティブを、身近な「歴史」と「自然環境」の両面から探っていく予定です。
派手さはないけれど、知れば知るほど深まる名古屋の魅力を提示できれば、と思っています。
お金をかけずに楽しめる街歩き
当サイトのもう一つの方向性は、「お金をかけずに楽しめる街歩き」です。
最近の物価高騰で、人気スポットに行くだけで出費がかさむ時代になりました。
高額な入場料や飲食代を気にせず、気軽に外出できる場所が求められています。
名古屋は、そんなニーズにぴったりな街です。
入場無料で楽しめる場所が豊富
公園・公共施設・歴史スポット・自然が充実しており、入場無料で楽しめる場所が豊富に揃っています。
- 熱田神宮や大須商店街のような歴史・文化の散策
- 久屋大通公園、オアシス21、鶴舞公園などの都市公園
- 相生山緑地やノリタケの森、藤前干潟などの自然とのふれあい
- 名古屋市市政資料館やでんきの科学館などの無料公共施設
これらを組み合わせれば、交通費以外ほぼ0円で1日中充実した街歩きが可能となります。
身近な風景の中に隠れた歴史や自然を発見することもまた、名古屋の「語りたくなる」魅力の一つです。
予算を気にせず、日常からほんの少し足を伸ばして、名古屋の物語を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。